ぷうごまの日記

都内30代の日々の記録です

婦人科×漢方薬局で生理不順を改善できた

今、妊娠6か月の終盤。
出産したらあらゆる時間が無くなったり、出産前のあんなことやこんなことを忘れてしまうのでは、と危惧している最近、色んなことを記録しておこうと思います。
今日は生理を中心に健康意識の記録。不妊治療をせずに子を授かったけれど、生理不順で数年間婦人科や漢方薬局のお世話になっていました。

婦人科周りの履歴

-2013:記憶がない

初っ端から記憶がない。激務による多忙で生理があったのか記憶がない。
遡ると、学生時代も生理って面倒なものとしか思っておらず、毎月定期的に来ていたのかすら気にしていなかった気がする…

2014 or 2015:低用量ピルを使用開始

記憶が曖昧だが、この頃にピルを始めたと思う。
避妊目的と、恋人がいない期間でも生理期間を自分でコントロールしたくてピルを使い続ける。荒れていた肌もやや改善し、PMSとも無縁で最高、と思っていた。

2018脱ピル、生理不順発覚

きっかけは忘れてしまったけど、ピルを辞めた。そして生理が3か月待っても来なかった。
婦人科へ行き、「高プロラクチン血症」と診断を受けた。
初めて聞く病名、ネットで調べると "不妊の原因になる可能性もある" と見た。
当時は未婚、恋人もなし。ただ、家族を作りたいな、と少しずつ思い始めていた。不安で不安で仕方なかった。
プロラクチンの値を抑える薬と、時々排卵誘発剤を処方された。
薬の他にも、基礎体温を毎日記録。体温計と連携できるルナルナアプリはとても便利。

2019:漢方薬局へ

婦人科で処方された薬を飲みながら、漢方薬局にも通い始めた。
またも記憶がないが、排卵誘発剤なしの自力では生理が来ず、漢方薬局の扉を叩いたのでは? と自分のことながら推測する。(この頃にこれまでの記録を紙にメモったが無くした…) 

皮膚科で肌荒れ対策の漢方を飲んでいたり、婦人科でも漢方(温経湯)を処方してもらっていたので、怖さや抵抗はなく、肌荒れも生理不順も冷え性もむくみも、体質全体を漢方であれば改善できるのでは、と期待して相談へ向かった。

悩みの多い体だが、薬剤師兼中医学の専門家にまずは血行を良くすることを中心に勧めてもらった。漢方は独特な味がするけれど、私は顆粒でも難なく飲めた。

漢方を始めてから、夜更かしをせず、体を冷やさないように気を付け、肌荒れ対策も兼ねて食事にも気を使い、自分の体を大切にするようになった。

1日2回の漢方薬と生活習慣の改善を続けるうちに、自力(と言っていいのか? 誘発剤無しの意) で生理が来るようになった。

生理周期も少しずつ短くなって、30日前後に。PMSや生理周期による肌荒れはあったが、それでも周期が正常に近付くことが嬉しかった。

2021:自然妊娠

婦人科と漢方の併用で生理周期も安定し始め、排卵日も予測し易くなり、そして自然妊娠できた。

と書くと計画通りの妊娠だったかのようだが、妊娠の直前、安定していた周期が突如乱れた。
多忙やストレスもなく、周期に影響するようなことで思い当たる節がなかった。もう少し経ったら妊娠のタイミングを考慮していこう、と夫と話していた矢先だったため、周期が乱れたら妊活のスタートを上手に切れないのでは、周期を戻すのに時間が掛かったらどうしよう、と動揺した。
と、実際には排卵日をきちんと予測できていない中、幸いにも妊娠した。
妊娠までの夫との対話はまた別でまとめたいかな。

漢方薬局ってイイネ

婦人科は薬の補充で数か月ごとの診察だったけれど、漢方薬局には毎月通っていました。

基礎体温表を見ながら、生理やPMS、肌荒れ状態を聞いてもらい、さらには「今月ほんと忙しくて、ストレス過多だったかもしれません…」などなど話を聞いてもらっていました。

この "定期的に同じ人に話を聞いてもらう" ということがカウンセリングのようで私にはとても良かったように思います。

1か月を振り返ることになるし、共感やアドバイスを専門家から頂き、自分を労わる時間として大切にしていました。

多忙になると、生理周期や心と肌の荒れ模様に分かり易く反映されるタイプでしたが、それを把握できたのは漢方薬局での定期的な時間があったからだと思います。

月数万円の漢方代は中々のものでした。ただ、「これまで自分を放っておいたツケ。今はこんなに自分の体に投資できてる!」と思い、選んで頂いたものを飲み続けました。(ちなみにモノによるのかもしれませんが、私の場合は医療費控除の対象でした。)

コロナ禍では電話相談に変更してもらいました。その頃には自分の状態を伝えることにも慣れていたので(肌荒れの状態は見て頂きたかったですが…)、事前に送る基礎体温のデータと電話相談でスムーズに処方頂けました。

肌荒れは根深く、今なお美肌とは程遠いですが、冷え性と生理不順が治ったのは漢方/中医学の力が大きかったように思います。

今も妊婦もOKの肌荒れの薬とお茶を飲み続けています。産後もきっとお世話になるんだろうなぁ。

漢方薬局のことばかり書いてしまいましたが、婦人科の先生も聡明な方でとても慕っています。そのクリニックは妊婦検診がなく、最初の妊娠検査以来伺えなくなってしまったのですが、もし今後、婦人科系の悩みが生まれたらお世話になりたい先生です。
クリニック自体もネット完全予約制、毎回の問診票もネット完結なのが最高です。

通っている漢方薬

イスクラ薬局にお世話になっています。

www.ikanpo.jp


肌荒れにも生理不順にも経験豊富な方がいそうと感じたことと、通いやすさから選びました。

漢方・中医学の一般向け書籍

漢方のことをもっと知りたいな、と思い何冊か本を読みました。

↑季節ごとに「こうなりがちだからこうやって気を付けてこう」とゆるく教えてくれる。

↑野菜中心の美味しいレシピ。

↑全てを解決するかはさておき、血流って大事だよね、という本。

他にも漢方薬局や中医学専門家のTwitterからも情報収集していました。

おわりに

20代半ばから健康への意識がすごく変わりました。
きっかけの一つは多忙を極め、心身の健康を案じたことです。周りには心を病む方もいたり、一方で登山などでリフレッシュを心掛けている方もいました。いまは無理をしても恐らく若さで乗り切っているけれど、この先どうなるのか、とふと考えました。そして、2012年秋から突如走り始めました。体を動かすと気持ちが良く、週末はヨガやランニングをするようになりました。続けられたのは、当時は実家に住んでいて、体を動かすことが好きな両親がいたことも影響していると思います。ただ、食事や睡眠、冷え対策には気を使っていなかったです。(母の料理を食べられる日は栄養補充できていましたが。)

二つ目はやはり、このブログに書いた通り生理が来なくなったことです。意識が大きく変わりました。
高プロラクチン血症の原因は不明(と私は言われました)とはいえ、健康を顧みず好き放題過ごしていたことは事実で、それを悔いたこともありましたが、毎日の生活で体は変わると実感できました。なにより、自分の健康を定期的に振り返る機会を得られたことは大きな収穫です。仕事も健康も振り返りが大事。一人でもきちんと出来たら良いのですが、私は漢方薬局様のお力を借りて意識し続けます…

30代も健康意識を高めて美しくなりたいです。