資生堂のメイクレッスンとパーソナルカラー診断を受けてきた
出産前に自分に時間もお金も掛けたい、きれいになりたい欲が高まり中で、資生堂のゴールデンバランス&パーソナルカラーレッスンを受けてきた。
5年前(!)に予約が取れたものの、仕事で行けなくなりキャンセル。その後は美容意識の低下やなんやかんやで受けておらず、産休入り初日に行ってきた。コロナ禍でこのレッスンは中止していたようだけど、たまたま再開のお知らせを見かけて、予約再開日にweb予約成功。マスク時のメイク版もあるのが時代だな。
こういう診断/レッスン系はコロナ前に受けた花王 Beauty Power Lessonぶり…
分析項目や結果、感想をつらつらと。
カウンセリング
学びたいことや、普段使うメイクアイテムなどを記入
スキンケア
自前メイク、メイクオフ後のすっぴんを撮影後にスキンケア。おすすめの商品や使い方を教えてくれる。
バランス分析
すっぴんで撮影した写真から3項目で分析
- 顔立ち
直線⇔曲線、顔が(多分横幅と比較して)長い⇔短い、の4分割で診断。予想通り「キュート・かわいらしい」 - 肌色
頬と首の色から診断。黄みと赤みのバランスが良い肌色。ファンデーションは平均色でOK - プロポーション
- 額~あご先、眉~あご先、眉、目、鼻の位置、口の幅はほぼゴールデンバランス
- 口の位置がやや低い
- 目と目の間隔が広い
- 顔立ちは曲線が多く若々しい印象だが、パーツは顔の下に寄っているわけではない。配置はほぼゴールデンバランスで大人っぽい印象
パーソナルカラー分析
- パーソナルカラーは「自分が主役になれる色」
- 顔の色、手のひら、手の甲、顔、瞳、髪質からイエベ、ブルベ両方を持っているとのこと。(手のひら、手の甲が黄みよりも白っぽい、瞳や髪色が明るい、クマに青みあり、皮膚が薄い、髪にツヤあり)
- ピンク、ブルー、グリーン、イエロー系のドレープを当ててどれが似合うかそれぞれ順位付けした結果、1st spring、2nd summer。
- 色合わせで、winterは絶対にない(色に負けてる)、autumnは顔がぼやっとくすんで見えるから違うな、とわかるけど、springとsummerは両方いける。springだと瞳の輝きが増し、summerだと肌が白く見えた。カウンセラーさんからspringの暖かみがあったほうが良い、とのことで1stはspringに。
- マットよりツヤが似合う。
メイクレッスン
子ども顔だが、年相応に大人な印象になりたい、などと伝えたところ、「顔立ちはキュートだけど、パーツ同士の配置は好バランスで大人っぽいのでそれを生かしましょう。」とのこと。その方針でレッスン開始。バランス分析とパーソナルカラーを踏まえながら、パーツごとにおすすめのカラーやツール、使い方を教えてくれる。そんな技が!という発見もあった。
- ベースメイク
- くま
- アイブロウ
- アイライン
- アイシャドウ
- まつげ
- リップ
- ハイライトとシェーディング
- チーク (元のパーツのバランスを生かす方針で使わなかったが、使う場合のおすすめの入れ方を教えてもらった。)
仕上がり
- 来店時の自前化粧時と、レッスン後の姿の写真を比べて比較
- 綺麗にお化粧してます感が出た
- ファンデの色、眉の色が合っていて肌色が明るく。
- シェーディング効果か広い額がやや狭く見える
- 眉の書き方やアイシャドウの塗り方をほんの少し変えただけで、狭めの眉〜目の距離広く見える(むしろ広い方で狭めるべきだと思っていた)
- 目元のグラデーション、まつげがきれい
- リップの塗り方を変えると、知的な印象に変わる
欲しいコスメ
使ったもののなかで欲しいのはこちら。アイライナーは落とすのが手間に感じてしまうから、カジャル…だけ買うかなあ。
- カジャルインクアーティスト (Azukiだったはず)
シャドウ、ライン、アイブロウにも使えるって便利。柔らかくて描きやすい。 - マイクロライナーインク (Plum)
スルっと描きやすい。 - SHISEIDOビューラー (213)
しっかりカーブのあるものの方が適しているとのこと。 - ブラウンのマスカラ
コロナ対策
都内の感染者は30人以下が続き、一桁の日もある時期に行けた。
入店時に手首と首元での体温確認、各部屋に空気清浄機、扉は少し開けたまま、カウンセラーさんはマスク/フェイスシールド/手袋で対応。
お土産
- パーソナルカラーの診断結果 (各シーズンの色見本と、1stの結果に合う洋服・靴アクセの素材、ヘアカラーのおすすめ等の記載あり)
- ゴールデンバランスの診断結果 (画面で見せてくれた、目だけでの6項目くらいの診断結果は含まれず)
- 自前メイク顔とレッスン後のbefore/after写真
- メイクのアドバイスシート(カウンセラーさんがレッスン中に作成してくれる。わかりやすい。)
- 使用した化粧品の品名、品番リスト
- 使用した化粧品のカタログ (基礎化粧品の付け方の解説がありがたい!)
- SHISEIDO THE STORE内のカフェの1,000円チケット (静かでおしゃれで良さそう)
- SHISEIDO THE STORE内のお店のサンプルチケット
感想
- 全般
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スキンケア〜メイクアップまで、通しで学べるのが楽しい。試せるお品もたくさんあって(さすが資生堂)、綺麗に整列されてるのを見るだけでも気分が上がる
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自覚してたこと、予想外だったこと、予想もしていなかったことが明らかになって面白い
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- カウンセラーさん最高
- スキンケアやメイクのタッチが気持ち良い
- 仕上がりが本当に美しい。ど素人の私とは雲泥の差
- 対応が気持ち良い。見た目はもちろん美しく、声や話し方もちょうど良く、わかりやすい説明、理解できてるか質問がないかの確認、室温や喉の渇きの確認などなど、さすが…
- めっっちゃ褒めてもらえる。顔立ちやメイクの出来、とにかく褒めてもらえる。もちろんリップサービス込みだとは分かっていてもこんなに褒めてもらえることはない。気分が落ち込んだ時用に突っ込みは入れずに全てメモっとく。
- 顔が小さい
- 口の形が完璧。血色も良い
- 顔立ちは若々しい印象(子ども顔、とは言わないのが嬉しい)だが、話し方や振る舞いは上品
- 眉サロン行ってます?
- (事あるごとに)そのままを活かして良い
- 上手に出来てる
- 鼻の毛穴がない
- ゴールデンバランス
- ゴールデンバランスはあくまで理論で(日本人の標準的なバランスを集めたものって言ってたかな)、そこからずれているところが個性とのこと。ずれている=不美人、ではない。完璧なゴールデンバランスで作られた顔写真は感じは良いが、美人かというと違うし、無個性ってことかな、と感じた。
- とはいえ、資生堂の分析項目・観点上では各パーツの配置はほぼゴールデンバランスというのが子ども顔というコンプレックスが和らいだ気持ちになれて嬉しかった。
- パーソナルカラー
- 写真付きのPC診断レポを読んでも合う色がよくわからなくて、自分には色を見るセンスがないんだ…と思っていたけど、いざ自分が診断してもらうと無事わかって安心した。
- 絶対にautumnだと思っていたから驚き。服もautumn寄りのくすんだ色を選びがちだったけど、もしかして顔色が悪く見えがちだったのはリアルに血行が悪いのに加えてPCに合っていない色を着ていたからなのかも。くすんだ色って、世間(特に男性の多い職場)に馴染む感じがして選びやすいんだけどな。私の見えてる世界がくすんでいるのか…でも、明るい色が合うと知ることができたから、これからは積極的に明るい色を選んでいきたい!明るい色かぁ〜、なんだか嬉しい。
- グリーン系の色合わせでエメラルドだと瞳の輝きが増すと言われ、出産記念一生ものジュエリーor時計選び中の身としてはエメラルドのピアスやネックレスが候補に急浮上。
- メイクレッスン
- 顔半分をカウンセラーさんが、もう片方を自分でやる、とのことで、じっと見守られているのかと思いきや、お手本実演の後はレッスンシートに書き込んでくれてて、私がやってる間はガン見ではなく、仕上がりを確認してくれる。要所要所では見守っててくれるけど、ずっと見られてるわけではないから少し気楽かも。でも基本がない上に動きを覚えるのが不得手過ぎる私は逐一聞いていた…(そのせいか20〜30分オーバーしてしまった)
- スキンケアやベースメイクは、普段と同じアイテムが良いか、他のものを試してみるか聞いてくれる。アイシャドウやリップなどは診断結果からピックアップされたコスメの中から、自分で選ぶスタイル。せっかくだから普段使わないものも選択してみた。(アイラインはキャットラインでお願いしたけど、アイライン初心者だし普通の(?)引き方を学んでも良かったかも)
- 当たり前だけど、カウンセリングシートに書かず、ゴールデンバランスで数値化されない箇所は学べない。そりゃそうだ。鼻の幅がコンプレックスなのにカウンセリングシートに書き忘れ、ゴールデンバランスでは鼻の位置は計られるけど幅は数値化対象外で、レッスン中もすっかり聞き忘れていた。ただ、思い出しもしなかったのは他の箇所の学びが多くて楽しかったからこそ。カウンセリングシートに書き忘れた目と目の幅については、数値化されていたからばっちり聞けた。
- やっぱり肌そのものを綺麗にしたい。綺麗なメイクは綺麗な肌があってこそだなぁ
今度、16タイプのカラー診断と顔タイプ診断を受ける予定。診断系のお楽しみは続く。