ぷうごまの日記

都内30代の日々の記録です

妊娠初期から5か月目までの記録

忘れないうちに初めての妊娠の記録を。

 

2か月(2021.5)

妊娠発覚

4wに検査薬で陽性。基礎体温を付けていて高温期が続いていたことと、ひたすらに眠い日があったりして、妊娠かな、と思っていたので、喜びよりも先に「やっぱりそうだよね」と感じた。翌日念のためもう一度検査をした。

病院で検査

病院で検査してもらえる5wまで待って、通っていた婦人科へ。正常な妊娠と確認されて、一安心。検査薬で陽性が出ても、子宮外妊娠の場合もあることを妊娠するまで知らなかった。
この時にはすでに悪阻で気持ち悪くなっていたけど、先生に「今のは序の口で、これからもっと来るよ~」と言われ、ちょっと不安に。

病院の後に本屋でマタニティの本を一冊購入。行きの電車移動が辛く、帰りはタクシーに乗ったらタクシーも酔ってしまい辛かった…。

はじめてママ&パパの妊娠・出産 (実用No.1シリーズ)

 
夫に報告

病院へ行った日、夫に妊娠を報告。「え!ほんとに!!」と喜んでくれて嬉しかった。年齢を気にしていた私がプレッシャーを掛けてしまっていたこともあり、夫は夫なりに不安だったようで安心していた模様。直前に生理周期が乱れてしまったこともあり、いつ頃に出来たらいいね、と話していた時期より少し早くて、夫はどう思うかなと少し心配だったけど、喜んでいる姿を見て私も妊娠の喜びがどっと来た。

いつも朝ごはんは私が用意しているけど、報告の翌日は私を起こさずに自分でやってくれて、「さっそく行動に変化が…!」と感激した。

仕事と体調

気持ち悪さで仕事ができず、親よりも先に上司に7wで報告…すぐに業務調整をしてくれた。いまの上司は、以前長期の出張で心身共にしんどくなり、音を上げた時もその場で今日で出張終了、と調整してくれた。本当に感謝しきれない。

3か月(2021.6)

母子手帳と妊婦面談

母子手帳を区役所で受け取った。ただ、役所でも具合が悪くなってしまい、横になれる場所はないとのことで普通のソファで座って休んでいたら、役所常駐の保健師さんが様子を見に来てくれた。もう、ほんとに、ありがとうございます…。

その日は妊婦面談を受ける体力がなかったので、後日に。手続きの概要を聞いたり、色々な資料、区からのお祝いを受け取ったり。お役所はやはり紙文化で、ミスなく漏れなくやっていけるか不安。

体調

腹痛と気持ち悪さが続く。悪阻にも種類があるのを知らなかったけど、私は食べ悪阻だった。何か口に含んでいないと気持ち悪く、食べたら食べたで気持ち悪さが押し寄せる。

PCを見ていると酔う感じが強く、気持ち悪さで仕事にならないので母健連絡カードを貰い、1週間の傷病休暇を取った。ただただベッドで横になっていた。

腹痛が何時間も続いた日があって、痛みと不安で号泣した。本を読んでもネットで調べても病院に行くべきか判断できず、まだ親にも伝えていなくて誰にも相談もできず、不安で不安で仕方なかった。

ちょっとした出血も不安で、都の妊娠相談ホットラインを思い出したころには受付時間が過ぎていて、結局翌朝に病院へ行った。なんともなかった。(いま思えば茶おりだったのかもしれない。)

家事(特に料理中)をしているときの腹痛や、夜は過呼吸気味になるのがしんどかった。夫とスーパーに買い物に行ったら貧血を起こしたのもこの頃だったかな。

メンタル

ホルモンバランスの影響とわかっていても、何もなくても涙が出る、家のことも仕事も、のんびり過ごそうと読書でもしたいけどそれもできない無力さが辛く、しょっちゅう泣いていた。赤ちゃんはちゃんと元気なのか、親としてしっかり育てられるのか考え出すと不安でたまらなかった。

妊娠するまでは「性別はどっちがいいな」とか「習い事や学校はどういうところが良いかな」とか考えると楽しかったけど(今も教育はよく考えるけど)、実際に妊娠すると、「元気にお腹の中で育って生まれて来てくれればそれで良い…。お願いだから元気で…」という気持ちになった。元気に育ってください。

体調も心も崩しっぱなしで「私って元からこういうタイプだったのかも。快活では決してないし」なんて思い始めてた。

食事

よく聞く、炊き立てのお米がダメとか、マックのポテトを欲するとかは妊娠8か月の今現在でも一度もない。夫が買ってきてくれる蒟蒻ゼリーを食べまくる日々。あと、自分で作る料理がまずくて仕方なかった。オイスターソースとか味噌汁のきのこ類がちょっと苦手になった。

言葉にしないと伝わらないだろうから、「何もできないくらいお腹が痛い。ご飯は作るか買うかして」と伝えた。多分、美味しいものを、と思ってデパ地下で買ってきてくれたけど、これがこのまま続くと家計が…と内心焦ったり、何を食べたいか伝えないと買えないタイプで、体調悪い中あれこれ指示を出すのはきつかった。人に何かを依頼するって難しい。二人の関係・コミュニケーションの取り方を改めないとな、と思った。

ただ、私が蒟蒻ゼリーなら進んで食べると知ると、たくさん買ってきてくれたり、毎晩背中さすってくれたり、伝えれば優しさいっぱいで応じてくれる人で良かった。

SNSの有難み

あまりにも初期で周りに相談しづらい中、SNS経験談や芸能人のYouTubeをよく見ていた。もちろん医学的な根拠に基づいた情報こそ大事だけれど、「お腹というか恥骨の方まで痛いのって変なのかな」「こんなメンタルぐずぐずなの、変かな」とかちょっとした不安にはインターネットの先の方々の声が温かかった。
SNSがない時代だったら、孤独と不安でどうにかなってしまっていそう…

4か月(2021.7)

妊婦検診開始

12wから妊婦検診がスタート。心音を聞けて感激した。こんなに速いのか、と驚き。
次の検診まで1か月も開くとは知らなくて、毎週行って元気か確認したい…と思った。
胎児用の心音計を買おうかとも思ったが、心音が聞こえない時もあるようでそうなったときの自分のメンタルを案じて、購入は保留に。

親へ報告

12wを過ぎ、親へ報告した。喜んでくれた。里帰りはしないつもりだったけど、親の意向や希望もあるだろうから、相談してみた。すぐに実家近くの産院の予約状況や何週までに帰らないといけないかとかを聞いてくれた。結局、里帰りはせず、親がこちらに通ってくれることになった。

里帰りする、しない?

元々、コロナがなくても里帰りをするつもりはなかった。

・親レベルを夫と一緒に上げたい

産休育休はあるとはいえ、女性だけでの子育てはしたくないし、男性にも育児主担当としての意識を持ってほしい。

・子の成長を一緒に見たい

里帰りをすると産後一カ月は実家で、仮に毎週末に夫が様子を見に来ても我が子の成長を日々見られないのはかわいそうだと思っている。これは、私が第二子を考えていないからこそ強く思うのかもしれない。

・夫と数カ月離れるのが嫌だ

新婚だし、二人きりの時間をまだまだ大切にしたい。

一方で、里帰りをすることのメリットももちろん捨て難く、迷った。でもやはり私は上記の思いが強く、里帰りをしない決断をした。

といっても、母が毎週通ってくれると言うし、義母は近所在住だから選べた選択かな。

マタニティウェア

レギンスとブラを購入。ブラはベルメゾン授乳ブラ。全然苦しくなくて買い足した。

検診や買い物で外に行くときは元々持ってたワンピースにレギンス、家では夫のUNIQLOのステテコを拝借。

妊娠線予防

無印のスウィートアーモンドオイルを使い始める。体質に依るんだろうな、と思いつつも、全身の乾燥対策にも使えるし、と購入。けっこう塗り忘れる。妊娠8か月の今、まだ妊娠線は出て来てない(と思う。)

久しぶりの美容院

少しずつ体調が良い時間が増えてきて、数か月ぶりに美容院に行けた。つわり中は、約束の時間を守る自信も、1時間ほど体調良くいられる自信もなく、ひきこもるしかなかった…久しぶりに夫以外の人と話せて気分転換にもなった。

耳が変…?

時々耳が詰まるような、声が籠もるような感じが。「水入ったのかなー。しばらく続くなら耳鼻科行った方が良いのかなー。」と思いつつ、放置。(後に妊娠の影響と知る。)

5か月(2021.8)

安産祈願

コロナ感染者が増えていて、平日とはいえ行くかどうか前日まで迷った。
水天宮にて戌の日に朝イチの回で祈祷して頂き、「どうぞお守りください…!私も守り抜きます…!」という気持ちでいっぱいになった。ご祈祷中、夫は外で待つしかなかったけど、そのあと久々に2人でのお出掛けを満喫できた。

壁に飾り棚を付けて、授与品の数々を飾って「〇〇(胎児名)神宮」と呼んで時々拝んでいる。

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メンタル

コロナで家族ともずっと会えていない、結婚関係の諸々も予定すら立てられないことがずっと気掛かりで、親にも申し訳ない気持ちだった。そんな状況で妊娠して、出産する頃の状況はわからないけど、産後に親に来てもらう=移動させてしまうことは危険なのではないか、と、自分の選択が正しいのかわからなくなった。

コロナ1年目(2020)は、とにかく罹らないことが重要で、家族や友人とも会わずにいることが自分にとっても相手にとっても最善と思って、そうできた。実際、夫と人の多いところに出かけるとすごく不安で、ここから逃げなきゃ、と思ってしまうほどだった。
だけど、こうも長期化して、さらに妊娠で今後の家族との付き合いを考えると、人と会わないことが最重要で最優先としてきた自分の軸がぐらぐらと揺れた。

夫に不安な気持ちを伝えて、里帰りするのかしないのか、もう一度考えた。それでもやっぱり里帰りせずにこっちで産もう、と決断。

体調

悪阻が落ち着いてきた。体重があまり増えていなくて少し不安だったけど、医師から「無理して食べなくて大丈夫」と言われた。元気になってきたこともあり、無理せずとも本来の食い意地が帰ってきて、けっこう食べていた。

胎動?

お腹がうにょうにょと動くような、小さい魚が跳ねるような感覚があった。空腹でお腹が動く感じとも違うけど、これは胎動なのか…?と自分でもよくわからない。はっきりわかるようになって、夫も感じられる日が来るのが楽しみ。

出生前診断どうする?

通院している産科で相談したり(当時はわかっていなかったが、医師ではなく助産師に相談していた。)、日本産婦人科学会の指針や、検査可能な病院の資料などを読んだ。夫とは少し前に受けない、ということで整理がついた気でいたけど、受けられる期限が迫る頃に念のため確認したら、考えたい、と…。最終的には受けないことになった。夫の考えを知ることが出来て、良い機会になった。話し合いを通して、赤ちゃんを大切に思う気持ちがさらに強くなった。

コロナのワクチン

13wで1回目、16wで2回目を接種。夫は私よりも早く打ち終わっていたので、一旦は安心。

英米の研究結果や、厚労省の見解をチェックしていたから、接種券が届き次第すぐに予約をした。8月の供給不足が起きる前に滑り込めて幸運だった。

日々の過ごし方

悪阻はだいぶマシになったものの、在宅勤務でMTGがなかったり手が空くとついゴロゴロしたり、午後は眠気に負けたり…。
土日も、暑いしコロナだし、ということでゴロゴロとオリンピックを見まくる日々。
暑いしコロナだし妊婦だし、ということで、ネットスーパーを利用するようになったのもこの頃。

振り返ってみて

初期は毎日ひたすら横になっていたように記憶していたけど、色々なことを感じたり考えたり調べた日々だった。記録残せて一安心。

最初はやっぱり心身ともに異常事態だったけど、5か月になると体調も落ち着いてきたり、何より夫と安産祈願でお出かけできたのが楽しかった。夫から「顔が変わった。お母さんの顔なのかな」と言われるようになったのもこの頃。(丸くなったせいかも?)

ひとりめ、ふたりめ

夫や義母から「2人目が出来たらXX」「2人目が生まれるかもしれないからXX」と言われる度に心が少し曇る。変にプレッシャーを掛ける意図も全くないのだと思うし、私が違和感を持っているとは夢にも思っていないはず。ただ、まだ1人目も生まれていないのに。

夫には伝えたことがあるけど、私は2人目を考えていない。1人で充分。子育て意欲のすべてをこの子に向けたい。

それに、産後の幸せをまだ知らないからかもしれないけど、またつわりがあって、次は子育てしながらのつわりで、また仕事も休まないといけなくなって私のキャリアは、、、と自分本位で、自分への負担ばかり考えてしまう。

さらに言えば、金銭面も不安だし(夫曰く、私は収入の割に将来資金、大物消費(家や車、教育費など)への不安が強過ぎる。ちょっとした買い物は躊躇なくするくせに。)、年齢のことも考えてしまう。

子が生まれて大きくなって、使えなくなったベビー用品も「2人目が生まれるかもしないから取っておこう」と言われて処分できないんだろうな。

2人からすれば子を何人か望むことや持つことは自然なことなのかもしれない。2人以上の子を待つ人の話を聞いて、きょうだいって良いなと思うことは勿論ある。ただ、今は、自分の人生にそれを求めているわけではない。

子が生まれたら、もう1人、と思う時が来るのかもしれない。だけど今は、とにかく今はお腹にいる子が元気に健康に生まれてきてほしい。ただそれだけ。ただそれだけなんだけどなあ。

マタニティトレーニング

6か月に入ってから体を動かすように意識し始めた。欲望のままに食べ続け、ごろごろしていたら産後に体型を戻すのが大変そう、というのもあるけど、何より出産をやり切り、育児に突き進む体力がない気がして始めたマタトレ、すっかり習慣化できた。

人気YouTuberのものだらけなので目新しさはないけど、自分に合ったマタトレを見つけられました。

朝ヨガ


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マリコさんの動画は妊娠前から、なんなら4,5年は見ている。中でもこれは15分で全身が伸びる感じが好きで何度再生しているかわからない。

マリコさんのヨガの良いところは、一度動画を見れば声の説明だけで動きがわかること。言葉だけで伝えられるYouTuberって意外と希少。

動きは頭に入っているけれど、一人でやると10分弱でさささっと終えてしまうから、いつも再生してゆったりじっくり体を伸ばして、目を覚ます。

パーツごとの筋トレ(お尻・腕・脚)

特にお気に入りなのはこのあたり。

お尻はこの2つ


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腕はこれ


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脚はこれ


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竹脇まりなさんの動画は音楽が良い、楽しい。冒頭からトレーニングが始まるところも良い。説明が少ないので「合ってるかな」と思う時もあるけど、音楽に合わせて楽しく、っていうのは続けやすくておすすめ。

説明が少ないのは"あえて"だそう。(まり友なのでプロフェッショナル 仕事の流儀 - NHK見た。)
他のトレーニング動画や本を見ていると、どういうポーズならどのあたりに効くか、というのは大体わかってくるから、竹脇さんの動画の説明でも十分。

HIITほど激しくなくても、「30-90秒程度の筋トレ→10-30秒休憩」を繰り返す動画(画面端に進捗バーが出てるやつ)も一時はまってたけど、音楽に合わせて、という方がやっぱり楽しくて毎日続けるには良い!

マタヨガ


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まだそこまでお腹も大きくなく、体も動かせるし動かしたいのでマタヨガはあんまりしていないけど、出産に大事と聞く骨盤底筋を鍛えたり、女神のポーズや花輪のポーズで内ももを鍛えるのに使っている動画。(塙のポーズだと思ってた…) ゆったりだけどじんわりと汗をかく…!

レーニング系が難しくなったら、マリコさんのマタニティヨガ (Prenatal Yoga) - YouTubeリストにがっつりお世話になるつもり。

ダンス


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初心者向けとか有酸素系のダンスで楽しく体を動かす。

www.youtube.com

Ayanaさんのダンスも時々やってました。同じ曲を3回続けるのが飽きっぽい性格に合わなくて、竹脇さんの動画の方がよくやってる。

バレトン


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マリコさんのバレトンも妊娠前からたまにやってた。(平日ずっと出張していた頃、客先とホテルが徒歩数分で運動不足が酷く、ホテルで夜中にやってたなぁ)
ただ、音楽の拍と動きのリズムが合っていない感じがちょっと気になる…でもちゃんと負荷を掛けられてる感じはすごくする!

散歩

毎朝15分のヨガをやってから、audiobookを聞きながら30-45分くらい散歩。

audiobook.jp

1分100歩くらい、4.5-5km/hくらいで歩けてるかな。夜も夫が駅に着く時間に合わせて往復20分弱散歩。

続けるコツ

・"効きそう"よりも"好き"な動画を見つける
  見つけたらYouTubeの再生リストに入れてオリジナルトレーニングメニューにする
・無理は絶対しない
  動きのテンポを半分に落としたり、無理そうなポーズはテキトウに好きな動きに変える
・朝やる
  在宅だし仕事の合間にやりたいと思いつつも、なかなか難しい。夜もついまったりしてしまってやる気にならないから、仕事前の朝時間にやるのが私には合ってる。

元々肩こりが酷くてヨガはよくやっていたけど、トレーニングは良くて週1で15分程度しかしていなかったのが、安定期に入ってからは毎日1時間以上体を動かす習慣ができて自分でも驚き。未知の体験が控えているとなると、こうも人は変わるのか。

産後もマリコさん、竹脇さん、それから気になっている Boho Beautiful Yoga の動画で鍛えたいなあ。

自治体の検査メインでブライダルチェック

そろそろ結婚しそうだな、という時期にブライダルチェックを受けました。

夫とはお互いに子どもが欲しいことを確認していて、年齢的に早いに越したことはないと思う、と伝えていた私は自分の体を結婚前にチェックしておきたかったのです。

元々通っていた婦人科でもらった検査項目リストを基に、自費、自治体の無料検査の使い分けの記録です。

ブライダルチェックの検査項目

病院によって検査項目が異なると思いますが、通っていた婦人科からは基本的な検査項目としてこちらが挙がっていました。

    ①子宮頚部細胞診
 ②経膣超音波検査
 ③膣分泌物細菌培養同定検査
 ④淋菌
 ⑤クラミジアDNA
 ⑥HIV抗体
 ⑦梅毒PRP / 梅毒TPHA
 ⑧HBs抗原(B型肝炎
 ⑨HCV抗体(C型肝炎
 ⑩風疹抗体/麻疹抗体 

あらゆる検査をまとめて行ってくれる病院もありますが、担当医からは「全部自費だと2.5万円以上掛かるから、保健所とかで出来るものは個別に受けた方が良いよ」とアドバイスを頂きました。良心的…!

私の場合、1年以内に受けていた①子宮頚部細胞診は検査不要とされ、②経膣超音波検査、③膣分泌物細菌培養同定検査を自費で、④以降は自治体の検査で受けることができました。

HIV性感染症の検査 (④-⑦)

通常時であれば保健所で無料で受けられますが、私が受けた頃はコロナの影響で受付停止中だったり、満員、日程が合わないなどで予約が取れませんでした。

pc.tokyo-kensa.jp

自費でいっか、と思っていたところ、勤務先が港区であったことから港区のAIチェックを無料で利用し、区内の提携病院で検査を受けることができました。

www.city.minato.tokyo.jp

受付整理券の紙持参が必要なことを忘れ、ダッシュでコンビニ印刷をした思い出…
港区民にはなれないけど、お世話になりました、港区。

肝炎検査 (⑧-⑨)

「肝炎検査 〇〇(居住地)」でググると大抵役所のページがヒットしますが、そちらを参考に対象条件を確認の上、予約しました。

風疹抗体検査 (⑩)

肝炎検査同様、「風疹抗体検査 〇〇(居住地)」でググり、予約。肝炎検査、風疹抗体検査の両方を行っている病院を同日に予約できたので、一日で済みました。なお、麻疹は受けなくて大丈夫、と判断されました。

時間と費用

すべて予約制の病院で検査でき、混んでいなかったので、病院着~会計まで20~30分程度で終わりました。

どの検査も受けるには条件がありますが、幸いクリアできたので費用を抑えられました。
自費診療分は②、③合計で1~1.3万円程度だったような記憶です。(あやふや…)

 

男性向けのブライダルチェックや、男女一緒に予約できるクリニックもあるようですね。自発的に行く男性って素敵。「不妊治療(に向けた検査)」という響きだと身構えてしまうけど、「ブライダルチェック」なら心理的ハードルが少し下がりそう?

婦人科×漢方薬局で生理不順を改善できた

今、妊娠6か月の終盤。
出産したらあらゆる時間が無くなったり、出産前のあんなことやこんなことを忘れてしまうのでは、と危惧している最近、色んなことを記録しておこうと思います。
今日は生理を中心に健康意識の記録。不妊治療をせずに子を授かったけれど、生理不順で数年間婦人科や漢方薬局のお世話になっていました。

婦人科周りの履歴

-2013:記憶がない

初っ端から記憶がない。激務による多忙で生理があったのか記憶がない。
遡ると、学生時代も生理って面倒なものとしか思っておらず、毎月定期的に来ていたのかすら気にしていなかった気がする…

2014 or 2015:低用量ピルを使用開始

記憶が曖昧だが、この頃にピルを始めたと思う。
避妊目的と、恋人がいない期間でも生理期間を自分でコントロールしたくてピルを使い続ける。荒れていた肌もやや改善し、PMSとも無縁で最高、と思っていた。

2018脱ピル、生理不順発覚

きっかけは忘れてしまったけど、ピルを辞めた。そして生理が3か月待っても来なかった。
婦人科へ行き、「高プロラクチン血症」と診断を受けた。
初めて聞く病名、ネットで調べると "不妊の原因になる可能性もある" と見た。
当時は未婚、恋人もなし。ただ、家族を作りたいな、と少しずつ思い始めていた。不安で不安で仕方なかった。
プロラクチンの値を抑える薬と、時々排卵誘発剤を処方された。
薬の他にも、基礎体温を毎日記録。体温計と連携できるルナルナアプリはとても便利。

2019:漢方薬局へ

婦人科で処方された薬を飲みながら、漢方薬局にも通い始めた。
またも記憶がないが、排卵誘発剤なしの自力では生理が来ず、漢方薬局の扉を叩いたのでは? と自分のことながら推測する。(この頃にこれまでの記録を紙にメモったが無くした…) 

皮膚科で肌荒れ対策の漢方を飲んでいたり、婦人科でも漢方(温経湯)を処方してもらっていたので、怖さや抵抗はなく、肌荒れも生理不順も冷え性もむくみも、体質全体を漢方であれば改善できるのでは、と期待して相談へ向かった。

悩みの多い体だが、薬剤師兼中医学の専門家にまずは血行を良くすることを中心に勧めてもらった。漢方は独特な味がするけれど、私は顆粒でも難なく飲めた。

漢方を始めてから、夜更かしをせず、体を冷やさないように気を付け、肌荒れ対策も兼ねて食事にも気を使い、自分の体を大切にするようになった。

1日2回の漢方薬と生活習慣の改善を続けるうちに、自力(と言っていいのか? 誘発剤無しの意) で生理が来るようになった。

生理周期も少しずつ短くなって、30日前後に。PMSや生理周期による肌荒れはあったが、それでも周期が正常に近付くことが嬉しかった。

2021:自然妊娠

婦人科と漢方の併用で生理周期も安定し始め、排卵日も予測し易くなり、そして自然妊娠できた。

と書くと計画通りの妊娠だったかのようだが、妊娠の直前、安定していた周期が突如乱れた。
多忙やストレスもなく、周期に影響するようなことで思い当たる節がなかった。もう少し経ったら妊娠のタイミングを考慮していこう、と夫と話していた矢先だったため、周期が乱れたら妊活のスタートを上手に切れないのでは、周期を戻すのに時間が掛かったらどうしよう、と動揺した。
と、実際には排卵日をきちんと予測できていない中、幸いにも妊娠した。
妊娠までの夫との対話はまた別でまとめたいかな。

漢方薬局ってイイネ

婦人科は薬の補充で数か月ごとの診察だったけれど、漢方薬局には毎月通っていました。

基礎体温表を見ながら、生理やPMS、肌荒れ状態を聞いてもらい、さらには「今月ほんと忙しくて、ストレス過多だったかもしれません…」などなど話を聞いてもらっていました。

この "定期的に同じ人に話を聞いてもらう" ということがカウンセリングのようで私にはとても良かったように思います。

1か月を振り返ることになるし、共感やアドバイスを専門家から頂き、自分を労わる時間として大切にしていました。

多忙になると、生理周期や心と肌の荒れ模様に分かり易く反映されるタイプでしたが、それを把握できたのは漢方薬局での定期的な時間があったからだと思います。

月数万円の漢方代は中々のものでした。ただ、「これまで自分を放っておいたツケ。今はこんなに自分の体に投資できてる!」と思い、選んで頂いたものを飲み続けました。(ちなみにモノによるのかもしれませんが、私の場合は医療費控除の対象でした。)

コロナ禍では電話相談に変更してもらいました。その頃には自分の状態を伝えることにも慣れていたので(肌荒れの状態は見て頂きたかったですが…)、事前に送る基礎体温のデータと電話相談でスムーズに処方頂けました。

肌荒れは根深く、今なお美肌とは程遠いですが、冷え性と生理不順が治ったのは漢方/中医学の力が大きかったように思います。

今も妊婦もOKの肌荒れの薬とお茶を飲み続けています。産後もきっとお世話になるんだろうなぁ。

漢方薬局のことばかり書いてしまいましたが、婦人科の先生も聡明な方でとても慕っています。そのクリニックは妊婦検診がなく、最初の妊娠検査以来伺えなくなってしまったのですが、もし今後、婦人科系の悩みが生まれたらお世話になりたい先生です。
クリニック自体もネット完全予約制、毎回の問診票もネット完結なのが最高です。

通っている漢方薬

イスクラ薬局にお世話になっています。

www.ikanpo.jp


肌荒れにも生理不順にも経験豊富な方がいそうと感じたことと、通いやすさから選びました。

漢方・中医学の一般向け書籍

漢方のことをもっと知りたいな、と思い何冊か本を読みました。

↑季節ごとに「こうなりがちだからこうやって気を付けてこう」とゆるく教えてくれる。

↑野菜中心の美味しいレシピ。

↑全てを解決するかはさておき、血流って大事だよね、という本。

他にも漢方薬局や中医学専門家のTwitterからも情報収集していました。

おわりに

20代半ばから健康への意識がすごく変わりました。
きっかけの一つは多忙を極め、心身の健康を案じたことです。周りには心を病む方もいたり、一方で登山などでリフレッシュを心掛けている方もいました。いまは無理をしても恐らく若さで乗り切っているけれど、この先どうなるのか、とふと考えました。そして、2012年秋から突如走り始めました。体を動かすと気持ちが良く、週末はヨガやランニングをするようになりました。続けられたのは、当時は実家に住んでいて、体を動かすことが好きな両親がいたことも影響していると思います。ただ、食事や睡眠、冷え対策には気を使っていなかったです。(母の料理を食べられる日は栄養補充できていましたが。)

二つ目はやはり、このブログに書いた通り生理が来なくなったことです。意識が大きく変わりました。
高プロラクチン血症の原因は不明(と私は言われました)とはいえ、健康を顧みず好き放題過ごしていたことは事実で、それを悔いたこともありましたが、毎日の生活で体は変わると実感できました。なにより、自分の健康を定期的に振り返る機会を得られたことは大きな収穫です。仕事も健康も振り返りが大事。一人でもきちんと出来たら良いのですが、私は漢方薬局様のお力を借りて意識し続けます…

30代も健康意識を高めて美しくなりたいです。